第21回 港モルックの会(港区港楽)
港モルックの会は、日本モルック協会による体験会をきっかけに、ちょうど一年前に結成されたグループです。取材日の9月24日は、男性3名、女性6名が参加。港区港楽に生まれた新しい活動を紹介します。
モルックとは
フィンランド発祥のスポーツで、木製の棒(モルック)を投げ、番号が書かれた12本の短い木のピン(スキットル)を倒し、チームで点数を競うゲームです。50点ピッタリになるまで加算しますが、50点を超えてしまうと25点に減点されます。戦略性が強く、子どもから大人まで楽しめるのが特徴です。
ユニバーサルな魅力
準備体操から始まり、じゃんけんでチーム分けをして競技が始まります。「走るのも球技も苦手でしたが、私でもできると思った」と語る女性は、今までスポーツに全く縁がなかったそうです。モルックを投げたりスキットルを立てたりすることで、自然に楽しく身体を動かすことができ、体力に自信のない方や運動が苦手な方でも、気軽に取り組めるのが特徴です。「ボウリングが好きでモルックも始めてみたところ、全く違っていて面白い」と笑う男性もいます。他の参加者も「自分が狙ったスキットルが倒れると嬉しい」「思った通りにいかないのがいい」と口々に語るので、著者も挑戦してみました。


投げるモルックは、350ml缶飲料ほどの重さがあり、見た目以上に手ごたえがあります。いざ投げてみたところ、点を取るどころか、そもそも狙い通りに投げられず、当たらないのです。日常の生活に、棒を投げるという動作があまりないため、他のスポーツの感覚とは違う新鮮さがあります。そして、立てたスキットルにも重量があるためか、少しかすった程度では倒れません。点数計算は足し算だけですが、50点ピッタリを狙うためには、モルックを投げるコントロールと力加減が必要で、体力よりも集中力が必要だと感じました。
支え合いながら続ける工夫
モルックの魅力を尋ねたところ「思ったよりも難しい」「チームに貢献できたときが嬉しい」という声があがりました。もともと公園や広場など、屋外で行うスポーツなので思わぬ動きになることが当たり前。それだけに、狙い通りになったときの感動もひとしおです。また、「わからないことがあったらyoutubeの動画を見てます」「倒れた棒を立て直したり拾いに行ったりするのも楽しい」という参加者もいました。従来のスポーツに馴染みのない方でも、気軽に参加できるのが持ち味です。
代表の河嵜さんは「個人のモチベーションを大切にし、誰もが気持ちよく楽しめるように工夫していきたい」と話します。チームスポーツだからこそ、皆が前向きに取り組むことが大切だと。活動を始めて一年、今後は「対外試合もできるといいですよね」と意欲を見せていました。


令和6年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、週1回以上スポーツをする成人は約52%にとどまっています。港モルックの会では、再来月の港生涯学習センターの文化祭で体験会を行うそうです。新しい運動習慣のきっかけとして、モルックに挑戦してみてはいかがでしょう。
サロン概要
| 名称 | 港モルックの会 |
| 所在地 | 名古屋市港区港陽一丁目10-18(港生涯学習センター 体育館) |
| 開催日時 | 第2・4水曜 9:30~12:00 |
| 利用者負担 | 200円/回 |
| 運営 | 港モルックの会 |
| 申込・連絡先 | 052-651-0305(名古屋市港区社会福祉協議会) |
| 参加方法 | 当日直接会場へ、見学歓迎 |
第46回 港生涯学習センター文化祭:
日時 2025年11月8日(土) 13:00~16:00
2025年11月9日(日) 9:30~12:00
場所 名古屋市港区港陽一丁目10-18(港生涯学習センター)

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